日本女子囲碁リーグ「Li LEAGUE」の開幕式を観覧してきました。#Liリーグ
囲碁
第2回 日本女子囲碁リーグ Li LEAGUE の開幕式を観覧しに日本棋院東京本院を訪れてみたら、とても華やかでスポーツ感溢れる楽しい空間が広がっていました。
日本棋院で に開催された、第2回 日本女子囲碁リーグ「Li LEAGUE」の開幕式を観覧しに訪れました。
囲碁のイベントに参加するのはこれが初めてで、自分みたいなゲームで囲碁を遊ぶ程度の者がはたして訪れて良いものなのか — 場違いだったりしないかみたいな微妙な心配もしたりしたものの、思いきって足を運んでみれば、そこまで心配いらないくらいにゆっくりとした気持ちで過ごせたイベントでした。
会場の雰囲気も華やかで、自分の中の囲碁への印象もまた新しく変わったような心地がしたのも嬉しい体験のひとつとなりました。
関心を持ったきっかけ
そんな日本女子囲碁リーグ「Li LEAGUE」に関心を持ったのは、お気に入りの YouTube チャンネル『女流棋士・木部夏生チャンネル 』で配信された LiLEAGE ドラフト会議をガチ予想しながら一緒に観よう を観たことがきっかけでした。
そのドラフト会議で 木部夏生さん が選出されたことで関心が一気に高まりまして。それがなければ、少なくとも Li リーグの開幕式を訪れるまでにも至らなければ、今回は「Li リーグというものがある」という認識どまりだったと思います。
自分の囲碁経験
自分の囲碁経歴としては ⋯ 偶然が度重なったところがあるので、謎な展開になってしまうのですけれど、せっかくの囲碁との縁でもあるので綴っておいてみます。
関心が向かなければ、次の 開幕式の感想のところ まで読み飛ばしてもらって差し支えなしです。
いちばん最初は、ヒカルの碁
自分の囲碁経歴を端的に言うと ごろのアニメ『ヒカルの碁』放送をきっかけに囲碁の魅力を知り、そのつながりで『梅沢由香里の GOGO囲碁』と、ゲームボーイアドバンス『ヒカルの碁』で囲碁の基本を学びました。そこからはひとり気ままにゲームで打っていた感じです。
そんな "ヒカルの碁" に興味を持ったのも、その頃に自分がアニメを好んで観ていたことと、 高校のときに教室でギターを弾いていた同級生とその頃に横浜駅で偶然再会、路上ライブをしに行くとのことでついて行ったら、その機に出会った人が漫画 "ヒカルの碁" の二次創作を精力的にしている人で、それで関心が向いたことが囲碁との巡り合わせでした。
そこから "純粋な" 囲碁経験を僅かに
その頃、同じく兄もヒカルの碁で囲碁に興味を持ったので、せっかくならと日本棋院の購買で安価な碁盤と碁石を揃え、兄と世間話をながら打って遊んでいました。
実際にそうして囲碁を楽しんでいたのは、月に1度あるかの頻度で数年間くらい。囲碁の勉強は特にはしなくて、ヒカルたちのようには上手く打てないものだから、どうしようもない手を打ったときには "神の一手" ならぬ "民の一手" と称して笑いながら。
当時はテレビでたまたま見かけた『NHK 杯』も好んでよく観ていました。 勝負の行方とかより雰囲気が好きで眺めるのが中心でしたけれども、その頃の記憶を思い起こすと、趙治勲さんのやわらかなお人柄、王銘宛さんの物静かめのおだやかな印象、万波佳奈さんの初々しくも積極的で愛嬌あふれる聞き手としての振る舞い ⋯ そんなあたりが妙にはっきり残っています。
時を経てアイドル、そして木部夏生さんへ
それから環境の変化で、囲碁を打たなくなっていたのですけれど、 に『超技術書典 』という技術書オンリーの "同人誌即売会" に出展したことで『ニコニコ超会議』の存在を知ります。
その年のニコニコ超会議は、同人誌即売会としての側面だけしか見えなかったから、本当の姿を知りたいと思って翌年の "ニコニコ超会議 2018」へ普通に参加をしたら、その中の "超歌ってみた" の区画で "アイドル" という存在を知ります。
それが縁で応援していたアイドルな人のお名前が『夏生のん』さんだったから — なのかは定かではないですけれど、 ある日に YouTube で『木部夏生』さんの "踊ってみた" 動画がオススメされてきました。まずお名前に関心を持ち、そして「囲碁にも長けてて、しかも踊れるなんて⋯すごすぎないか」と興味を惹かれてチャンネル登録、配信される動画の楽しさと観心地の良さに、気づけば魅了されていました。
囲碁クエスト、そして囲碁シル
そして木部夏生さんの YouTube チャンネル『べっきーの電波塔』の囲碁クエスト実況動画で『囲碁クエスト』を知り、その遊ばれている様子が楽しくて自分も あたりから『囲碁クエスト』を遊びはじめます。 対人のみの設定にして毎日のように打ち続けて、遊ぶのはたいてい 13 路盤、レーティングは 1,450 前後をずっと行き来しながら、やっと "2級" に辿り着きました。
木部夏生さんの の YouTube 配信 で『囲碁シル 』の存在を知ってからは、そちらを毎日楽しんでいます。 囲碁クエスト同様、こちらも総合力のデジタル免状で "2級" をなんとか取得できましたけれど、実際のところは4級の試験から勝つのが困難で奇跡な感じです。
棋力は ⋯ どれくらい?
ところでどちらのゲームも "2級" になって、これがどれくらい囲碁ができると言えるのか ⋯ これまでまったく囲碁をちゃんと打ってこなくて見当つかないですけれど。 感覚的には囲碁クエスト基準の初段には程遠い印象、それでも級位だけで見ると残された数字はわずかで、それなりに囲碁が打てると言って良いのかどうなのか、囲碁シル" 対人相手となると滅多に勝てなくなるから、よくわからない。
そんなところは、自分はプロの先生に指導碁をお願いできる身分なのだろうか — 囲碁の世界をまったく知らないだけに、さりげなく付きまとう悩みではありました。
Li リーグ開幕式を訪れてみる
自分の囲碁経験についてはこれくらいにして — お気に入りの YouTube チャンネル「女流棋士・木部夏生チャンネル」の配信で関心を寄せた Li リーグですけれど、今回は普通の人も開幕式に参加する機会が開かれていて、興味はなおさら高まってきます。
最終的には訪れることに決めましたけれど、自分は囲碁ゲームでは遊んでいるものの、実際の囲碁を打つこともなければ、積極的に囲碁の対局を観戦しているわけでもない ⋯ そんな自分がこうした囲碁イベントを訪れて良いものなのか、それに今回なかなか決断を迷わされました。
参加の動機
開幕式を訪れてみるか — それからしばらく悩むことになるのですけれど、最終的に「参加してみよう」と決める後押しをしてくれたのが、木部夏生さんにお礼を伝えたい — ということでした。
というのも、木部夏生さんが に 𝕏 で、著書「誰でもカンタン! 図解で分かる囲碁実戦手筋 のサイン本プレゼント企画をされていて、それに当選、心を込めてサインを届けてくださる感じが伝わってきて、いつかそのお礼に伺えたら ⋯ と機を窺っていたりとかして。
Li リーグの応援も兼ねて、開幕式にお邪魔する — 囲碁を身近に置かない自分でも失礼なく、お礼を伝えに行くにも最良の機会かもしれない。そう思いきって参加を決めたときの不思議な満足感、そして開幕式の当日まで楽しみも日増しに募っていって、開幕式を迎える前から既に満足感で満たされました。
人生初の囲碁イベント
そうして迎えた の第2回日本女子囲碁リーグ「Li LEAGUE」の開幕式、自分にとって初めての囲碁イベント参加となりました。
これまでにも 𝕏 で木部夏生さんが投稿される囲碁イベントのお知らせが気になりながらも、囲碁を学びながら嗜んでいるのとは違ってテキトウに遊んでいるだけの自分が参加するのはおこがましいのでは — みたいに思ってしまって静観していたのですけれども。
それでも今回の開幕式はその性格柄、"囲碁を嗜む" よりも "Li リーグを応援する" が強めに打ち出されていたように感じたおかげで、 自分みたいに囲碁が好きでも嗜んでいるとは言いがたい者の入口として受け止めやすかったように感じました。 おかげさまで楽しい時間を過ごさせてもらえたのと、そこで巡り合わせたみんなの素敵さを感じて、貴重な機会となりました。
木部夏生さんの指導対局
そんな Li リーグ開幕式の前には、木部夏生さんに囲碁の指導をしていただける機会にも恵まれて。
実物の碁盤で打つのは 20 年ぶりくらい、兄とを除けば人間との対面対局は初めて、 そしてとりあえず囲碁クエストと囲碁シルでは 2 級 ⋯ 果たしてそんなレベルでプロの方から指導していただいて失礼ないのだろうか、みたいな感じにけっこう悩ましかったのですけれど、今回のイベントの性格と、そんな自分のレベル感でも木部夏生さんならきっと受け入れてくださるような気がする、そんなふうにかなり葛藤したのですけれど、ご指導をお願いすると思いを決めればあとは待ち遠しい限りでした。
実際にも、それくらいの囲碁経験ならどうしようかーみたいな感じで趣向を凝らしてくれて、なにも心配いらなかった様子です。
初の指導碁
そうして迎えた人生初の指導碁体験、登場された木部夏生さんの碁盤に向かう姿は YouTube で拝見するよりずっと凛々しくて、格好良すぎました。
対局前のお話の中で、指導碁も囲碁イベント自体も初めてなことを伝えたら、 笑顔で「これは責任重大だ!」と楽しそうにされる様子が印象的で。自分の囲碁シルの棋力と、19 路盤に慣れていないことも考慮して、今回は 6 子置きが良さそうとのこと。置き碁もこれが初体験で、5 子以降の石の置き場所が分からず教えていただきながら対局開始となりました。
木部夏生さんは二面打ち(2 つの碁盤を前に、2 人を同時並行で相手する)で、もうひと方との対局の様子も観られたのも嬉しい心地でした。そちらの話を聞いていると、1 手 1 手に込める思考の情報量が自分よりも遥かに多くて感動しつつ、それがまた良い刺激になりました。
指導碁の感想
指導碁を受けての感想は、とにかく楽しかったのと、木部夏生さんに指導していただけたのがとても嬉しい心地がして — それがいちばん大きなところに感じます
加えて、広い部屋でほかの棋士の方々も指導されていて、背にしていたため様子は窺えなかったものの、みんなの楽しそうされている空気感が伝わってくるのも豊かな時間に感じられました。
囲碁の面では、木部夏生さんは状況に応じて手を選んでくれている感じが伝わってきて、心を込めて指導碁してくださる感じが嬉しかったです。
そんなふうにして穏やかに進んでいるかと思えば、突如、下手に受ければ大惨事になりそうなところを攻めてこられて、さりげなく今の自分のどこに伸び代があるかを確かめながら相手してくださっているのが届いてくるのにも感激です。
そして打ち終わったあとは、特に 2 箇所をピックアップして教えてくださいました。
ひとつは、捨て石の判断。突如にノゾキを打ってこられる場面があって、 結局のところは繋いで大きく損となりましたけれど、そこで「手拍子で受けず、手が止まっていたのが良かった」と褒めてくださいました。 もうひとつは、強い石に近づきすぎて状況を悪くした場面。似た場面がゲーム中でもたびたび出てきて迷うところだったから、教えていただけてとても嬉しかったです。
ほかにも幾つか「ここで手を抜いたの、良かった」ですとか「普通はこちらに打つけど、こちらに打ったの、良かった」みたいに気づきを聞かせてくださって。それが "好手で良かった" のか、それとも "悪手だけれど良い傾向" か、言葉からは窺えなかったものの ⋯ そうして注目してくださったところはちょうど、囲碁シルの定石カードバトルを眺める中で見かけて意識的に打ち方を変えていったところだったから、こちらも嬉しい心地がしました。
そして布石の大きな分かれ目のところも教えてくださいまして。そこに石が置かれると景色が途端に変わるの、眺めていて楽しい体験でした。
初手から並べる姿にも感動
そんな指導対局の検討で心に残ったこととして、こうした二面打ちであっても、木部夏生さんは涼しいお顔で気になった盤面を都度再現されていたのがとても印象的でした。
お隣の対局においては、初手から並べてみることになっていて、並べ直せるか少し不安を浮かべるお隣の人に木部夏生さんが「私が覚えてますよー」と笑顔で応えてらして、格好良すぎる。
Li リーグ、開幕式
木部夏生さんの指導対局から少し時間をおいて、Li リーグ開幕式が始まりました。
それまでの間も指導碁でご一緒だったお隣の人とお話をしたり、開幕式が始まってからもずっとご一緒したりしていて。木部夏生さんで繋がる者どうしだから似るのか、囲碁の入り口も同じで、囲碁はもちろん "べっきーの電波塔" が共通の話題、囲碁イベントは互いに初めてなどなど、境遇が重なってなおさらとても楽しく過ごせる開幕式となりました。
想像以上の華やかな印象
Li リーグの開幕式は、ほのぼのしていて、そして華やかな印象でした。
囲碁イベントに参加するのは初めてなので、いわゆる「普通」とは比べられないですけれど、とにかく楽しく、上質な活気に満ちていて、心地の良さを感じます。
会場も明るく広々していて、立食での懇親会も行われる様子で — そうした場所としての華やかさもあるのですけれど、いらっしゃる方々は楽しそうな表情を浮かべ、Li リーグを彩る棋士な方々もちらほら姿を見せていらして、ニコニコとされている様子が引き立つ空間でした。
ユニフォームがとても良かった
その印象をさらに際立たせるのが、Li リーグのユニフォームだったように感じます。
Web でお披露目されたときには、きれいながらもスポーツ感があって見慣れない感じもしましたけれど それを纏った選手の様子は、実際に見るほど煌びやかで、とても似合って感じられました。
先入観にとらわれない自由なデザイン、自分の中の囲碁のイメージとまったく違って、 それでいて棋士な方々から伝わってくる活発な姿にぴったり馴染んで、囲碁のたった1石が明暗を大きく左右する様はスポーツそのもの — そういうすべてが腑に落ちるユニフォーム、革命的に思えます。
ほんとにこちらのユニフォーム、実際に着ている姿は写真で見るよりずっと良いから、 ぜひともたくさん人たちにも見てほしい心地がします。
このユニフォーム姿の棋士たちがいろいろな人の目に留まったとしたら、囲碁に向ける意識が大きく変わってくれそうな予感。 たとえば極端な話をするなら、空港の到着口からユニフォーム姿の Li リーグ戦手団が出てきたとしたら、想像するからに格好良過ぎる ⋯ そんな場面に出会ってみたくも思えたりして。
愛称にも好印象
そして、今回から導入された『Li リーグ』という愛称もまた、とても良い名称に感じました。
正式名称は「日本女子囲碁リーグ」と呼ばれるようですけれど、愛称があることで覚えやすさと親しみやすさ、そして話題にしやすい感じで。こちらも最初は、ユニフォームみたいに戸惑う感はありましたけれど、開幕式を訪れてみたら、目の前に広がる景色と名称との間に違和感なく似合って、納得でした。
囲碁がそのまま新しいものになる感じ — こういう大胆な刷新の仕方、とても上手で感動します。
司会のスピード感
そんなスポーツ感といえば、開幕式の司会をされていた 戸島花 さんの進行が、スピード感あって際立ってらした印象でした。
発声がはっきりしていて、声のキレも気持ちが良くて、これから始まる Li リーグにワクワク感を添えてるように思えます。 対して選手な方々はほのぼの穏やかな心地で、こちらはこちらで好みな人柄なのですけれども、 とりあえず対照的にも感じられて。
そんな対照さを織りなす戸島花さん、Li リーグに良い味を加えてらしてた印象でした。装いも棋士な方々の元気感とは対照的に清楚感ある静かな衣装で、開幕式の間は司会以外の目立ったところに出てくることなく脇役に徹されている様子もとても素敵に映りました。
立食・歓談タイム
開幕式が盛り上がった後は、棋士な方々も参加する立食・歓談タイムとなりました。
ほかにいらしたファンの方々は棋士の方々と普通に顔見知りの様子で、話に花を咲かせたり、サインや写真を頂いたりしながら交流をされている様子が印象的でした。普段からきっと熱心にたくさん応援されているのでしょう。そんな存在、とても大切です。
こうしたイベントが初めてだった自分や指導碁でご一緒だったお隣の人は、共に空間を楽しむことが中心になっていましたけれど、 木部夏生さんはなにかと話しかけやすい距離にいらしてくれたりするものだから、おかげさまで安心して楽しい時間を過ごすことができました。
理事の方が関心を寄せてくれて
そうして歓談タイムを楽しんでいたとき、理事である青木喜久代さんが声をかけにきてくださった出来事も印象的でした。
というのも、先の指導碁の部屋で木部夏生さんに「はじめて参加した」と話していたのが聞こえたそうで、どうやって囲碁を新たな層に広げていこうか、模索をしているところなのだそうでした。自分はそれに、今回のこの開幕式に訪れることに決めた経緯と、指導碁を含めて今のこの場が "とても楽しい" ことくらいしか伝えられなかったのですけれど — なんにしても囲碁ファンを増やそうとさまざまな試みがされていることは Li リーグからたくさん伝わってきますし、そしてこうして新しい顔を見つければお話をしにきてくださる姿がとても素敵でした。
ところで、その観点で見たとき — これまで囲碁イベントを訪れてなかった自分たち 2 人がここに居るという事実があって。
そう思うと、参加したいと思わせてくれた Li リーグ開幕式の開催スタイル、 そしてその決め手をくださった木部夏生さんの貢献度高さは目を見張るようで。 チーム福岡の鶴山淳志監督の「うちには広報にも強いメンバーが多いから」みたいな話からも、囲碁の対局だけに留まらない魅力に広く意識を向けてらしてるお人柄、とても貴重に感じたりしました。
エキシビジョンマッチ
そして立食・歓談タイムの中では、チーム監督 2 名によるエキシビジョンマッチもありました。
選手選出が "選手の気持ちを味わってもらうべく" クジ引きで行われたり、クジに外れて大喜びな吉原由香里監督のお茶目さで会場が大いに盛り上がったり、山本賢太郎監督の初手天元から始まったり と、みんなに楽しく過ごしてもらおうとする気持ちがまっすぐ詰まっているのが感じられて幸福でした。
壇上では大盤解説、対局は壇の下で行うスタイルで — 遠くからでも見られるし、近くに寄って対局の様子をじっくり眺められるのも良い感じです。
木部夏生さんが「間近で観る機会も少ないですから、行ってみると楽しいですよ」と勧めてくれて、観に行ってみれば理事の青木喜久代さんも近くにいらして観戦しながらいろいろお話ししたり。木部夏生さんの指導碁も楽しかった話をしたら「木部さんは教えるのもずごく上手ですよね」って話をされて、嬉しい気持ちに浸れたりしたり。
溢れるエンターテインメント感
そんな Li リーグ開幕式を観覧して、そこに溢れるエンターテインメント感に感銘を受ける思いでした。
囲碁のもとに皆が集って、みんなの囲碁を好きな気持ちが伝わってくる — 囲碁に限らず、そうした "好き" が集まるところに行くと元気が貰える感じがするから「もっとみんな来たらいいのに」みたいに思ったり、このような空間が日常的にも広がっていたら豊かなようにも思ったりしたり。
写真集、すごい!
そんな歓談タイムの中で、指導碁でお隣だった人が持っていらした「女流棋士フォトブック 」が心に留まりました。 こちらは木部夏生さんを含む、女流棋士 10 名が登場する写真集なのですけれど、碁を打つだけに留まらないこうした活動、すごいことに感じたりして。
棋士って、すごい! — そんな話を木部夏生さんにしたら「普通はしないから(笑)」と言ってらしたけれども、それならなおさら、こうして囲碁棋士の魅力を振り撒いている行い、すごいことに思えて深く感銘を受けました。これこそまさしく "プロ" という呼称に相応しい気がする — そんなふうに思えて尊敬です。
ちなみにそんな "女流棋士フォトブック" は、以前は日本棋院東京本院 2F の売店にも並べられていたんですって。 今は入手自体が難しいそうで、気になる身としては少し残念なのですけれども、 ともあれ日本棋院でも扱ってらしたこともいいなと思ったりして。 日本棋院の懐の広さと言ったらいいのか、棋士な方々のさまざまな活動を見守る文化もとても素敵に映りました。
素敵なアイドル感
そんな写真集も然り、指導碁や対局といった碁盤で語る魅力も然り。そして今回の歓談タイムでのファンな方々と語らう姿やサインや写真に応じる姿を眺めていると、自分が見てきた音楽系のアイドルと一緒な感じがします。
"囲碁" によって紡がれる景色をみんなで共有しながら、穏やかな気持ちで眺めてみたり、みんなで大きく湧いたりしたり。 Li リーグの開幕式は、まさしくエンターテインメントな空間でした。
囲碁にまつわるイベントって、自分が知らないだけかもしれないけれど、囲碁をとりわけ打つことが中心にありそうな気がして。 それ自体が楽しいものであっても囲碁を身近に置いていないと、自らそこを訪れるのは敷居が高くも感じられて。それでも今回の Li リーグ開幕式を訪れたおかげで、自分の中の "囲碁へ触れに行く" ことへの心の敷居がずいぶん下がったような気がします。
そんなことを思ったりすると、音楽系のアイドルみたいにどこかショッピングモールに 行ったら吹き抜けステージでトークや囲碁を披露しているのを見かけたりとか、 何気ない日常で囲碁を楽しんでいる人の姿に触れる機会に出逢えたりしても楽しそうだし、それを機に楽しみが広がる人もいたりしそうで。 今回の開幕式を眺めていると、棋士なみんなで碁盤を囲んでいろんな話題でわちゃわちゃ楽しむ様子を見ていて、そんなふうにも思えたりしました。
とても楽しい催しでした。
そんな感じで、日本女子囲碁リーグ Li LEAGUE の開幕式、なにより楽しかったですし、 いろいろな豊かさ覚える素敵な時間となりました。
木部夏生さんにお礼を伝えたい気持ちが勝って訪れてみたイベントでしたけれど、 参加すると決めた瞬間から楽しみな気持ちの募る幸福感とか、木部夏生さんの棋士として格好良い姿に感激したり、近しい境遇で囲碁に巡り合わせた指導碁をご一緒した人と巡り合わせたり、そんな囲碁イベント初心者な自分たちに理事の方が関心を寄せてくれる温かさを感じてみたり — そんなたくさんの出来事に大満喫なひとときでした。
Li リーグの配信、楽しい
そして Li リーグも本戦が始まって、その配信がすごく楽しい! 開幕式で見たのと同じわちゃわちゃ感が 日本棋院囲碁チャンネル で放送される対局内でも健在で、この微笑ましさが楽しい気持ちにさせてくれます。
配信にも工夫が凝らされていて、"対局の様子" を超えた "囲碁で楽しむ" そのものもを配信を通して、囲碁の楽しさを最もよく知っている棋士たちが自らの身で示してくれるの、とても見事に感じられました。この感じ、囲碁をまったく知らなかったとしても、ラジオのトーク番組を聴くような気持ちで楽しめること間違いなしです。
Li リーグの対局日程
これから 8 月までに渡って続く Li リーグ、その日程は 日本女子囲碁リーグ Li LEAGUE の公式ページ に掲載されています。 けれどもこれだけだと確認を忘れてうっかり見逃しそうなので、私的に自分の Google カレンダーにも登録をしておきました。
せっかく登録したので ICS 形式でダウンロード できるようにもしてあります。 もちろん非公式カレンダーデータになるので、正確な情報は Li リーグ公式サイトで確認するの必須ですけれど、同じようにカレンダーアプリに登録したいはこれを使うと手間が少し省けて楽かもしれないです。上記のカレンダー右下にある からもご自身の Google カレンダーに直接追加できそうです。
こんな調子で Li リーグを欠かすことなく楽しみながら、願わくば 8 月の終わりの決勝戦 — そこにチーム福岡のアイコンが飾られて、木部夏生さんの勝利で今年の夏に彩り添えてくれたとしたら、とても嬉しいばかりです。