Office for mac で開くと読み取り専用になる場合

SOFTWARE REPORT


ある Excel ファイルを開いたときに読み取り専用になってしまわないようにする

Windows 7 上の Excel 2010 で編集していた Excel ファイルを、Office for Mac の Excel 2011 で開こうとすると、タイトルバーに「読み取り専用」と表示されてしまって、同じ名前での保存ができなくなってしまうことがありました。

そのファイルは Windows 共有フォルダに保存されていて、そのフォルダ内にある Excel ファイルの中でも、同じの現象が発生するのはその 1 つのファイルだけでした。

Windows で開く分には、どのファイルも読み書きができる感じです。

 

何がおかしいのかと調べて行くと、どうやら何かの拍子にロックファイルが残ってしまっていることが原因でした。

開きたい Excel ファイルが保存されている共有ファイルを Mac で開くと、同じファイル名で頭が "~$" のファイルがロックファイルみたいです。

他のパソコンで開いていないのにこれが残っているようだったら、この "~$" が付いたファイルだけを削除してあげれば、Mac の Excel 2011 でも、編集可能な状態でファイルを開くことができるようになりました。

 

ちなみに、同じ名前のロックファイルが無ければ大丈夫なので、読み込みだけしかできなくなったファイルを別のフォルダーへ移動したり、ファイル名を変えてあげることでも書き込むことができるようになります。

ただ、そのような場合でも、不要なロックファイルがあるなら削除しておくのが良いかもしれません。